物事を単純化して見ると言う人間の悪い癖

物事を単純化して見ると言う人間の悪い癖

物事を単純化してはいけない

人間は日常で起きるあらゆる複雑な物事を、単純化して捉えてしまう癖があるらしい。

仕事で良い結果が出れば運が良かっただけだとか、逆に悪い結果になると誰々のせいだといった

結果に対する単純な根拠を後付けしてしまう。

しかしその結果に至るまでには様々なプロセスがあり、結果につながる要因も数多くあるはず。

本当に重要なのは、結果につながる様々な要因の1つ1つを具体的に観察することだろう。

そしてその1つ1つの良かった要因・悪かった要因を分析して次の仕事に生かしていくべきだ。

 

 

マージナルゲイン -小さな改善-

私は上述の物事を単純化しないと言う学びとともに、マージナルゲインという新たなワードを手にした。

マージナルゲインとは小さな改善のことで、細分化した要因の1つ1つに対して改善を行うことが重要だという。

物事を単純化してみてしまうとそれに対する具体的な改善策はなかなか見えてこない。

しかし物事を細分化して1つ1つの行動などに着目すると、具体的な改善が可能なことが多い。

そしてその些細な改善の積み重ねが、その物事の結果に大きく影響を与える。

結果から抽象度を下げて部分的な改善を積み重ねることで、結局は結果が良くなっていくという考え方だ。

実際に仕事をしていても、頼まれた仕事が抽象的すぎて「で、何をすれば良いの?」となることがある。

こういった場合もそのざっくりとした仕事を要素で分解し、抽象度を下げていくことで

実際に取るべき行動が見えてくるのかもしれない。

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